デジタコのクラウド化で運行状況をリアルタイム監視

近年では、さまざまな場面でクラウドコンピューティングの普及が進んでいます。クラウドコンピューティングとは各種データやアプリケーションなどを特定のパソコンやサーバーなどで管理・運用するのではなく、ネットワークにつながってさえいればどこからでもアクセスできるような環境を構築することをいいます。このような環境のもとでは、たとえば遠く離れた場所で記録されたデータであっても、手元のコンピュータ上で瞬時にその内容を確認することが可能になります。このクラウド化の波は、車両管理の分野にも及んでいます。

具体的には、デジタコのクラウド化です。デジタコとはデジタル式タコグラフの略で、車両に取り付けることで走行中の速度の変化や走行時間などを記録することのできる装置です。従来は紙に直接描線で記録するアナログ式が主流でしたが、現在ではデジタル化によってコンピュータ上でデータを取り扱えるようになっています。開発された当初のデジタコは、メモリーカードなどの外部記憶媒体にデータを収録する方式となっていました。

そのため、内容を見るには車両が戻って来た後に記憶媒体を取り外し、改めてパソコンなどに接続する必要がありました。しかしクラウド化を実現すれば、走行データを離れた場所からでもリアルタイムで確認することが可能になります。そのため、データをただちに解析し、ドライバーに対してフィードバックを行うことで、事故防止などに生かすことができます。

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