子供用GPSを持たせるタイミングは、小学校に上がる頃が多いようです。それまでは保護者と常に一緒に行動しますが、小学校に上がった途端に子供だけで行動することが増えます。目の行き届かない時間が増加するにつれて保護者の不安は増しますので、その不安を少しでも解消しようということでGPSが導入されます。現在市販されている機種は多岐にわたり、機能や料金面にも違いがありますので、気になる機種をいくつか見つけてから様々な点で比較して選ぶのがお勧めです。

基本機能を確認すると、位置情報確認機能はどのタイプにもついています。これは人工衛星を利用して子供の位置情報を測定し、利用者の端末に通知する機能です。通知の手段にも様々な方法があり、携帯電話やパソコンにメールを送信したり、スマートフォンやタブレットにポップアップで通知したりします。アプリ連動型と呼ばれるタイプはポップアップ通知とアプリ上の地図にて現在地を表示することが可能です。

現在地だけでは心もとないという場合でも、GPSには便利な機能が備わっているので大丈夫です。行動履歴を確認できるタイプがあり、位置情報を見逃した後でも検索をして行動パターンをチェックできます。ただし、どの機種にもついているわけではありませんので、必要だと感じるのなら必ず調べてから導入することが大切です。他にもエリア通知機能があり、学校や塾、公園といった普段から通うスポットをあらかじめ設定すると、立ち入った時に通知を送ってくれます。